夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

10月12日の手紙 鯵釣りツアー

カホちゃん

元気にしていますか







先日お母さんはお姉ちゃん(れんげ長女)と

釣りに行って来ました。



(画像はお借りしました)


三重県鳥羽市相差町にある

《網元 魚勘》さんです。








どうも雨が降るらしいと

前日に宿から電話があって

雨でも釣りしますか?と。


もちろん!と答えたら

カッパを持って来てと言われました。


当日、宿に着いて

カッパも着用し

船頭さんの前に立つと


「えっ!カッパって……それっ?」と

驚愕の船頭さん。


お母さんの着ていたカッパは

100キンのポンチョ。



お母さんは大きくうなずき

「そう、これ。」


自慢気に親指立てて見せました。








船に乗り込み

竿を渡しながら苦笑の船頭さん。



「釣りしたことあるの?」

「ちょっとだけ、堤防からサビキ釣りなら」


「雨でもやるって言うから

どんだけ釣り好きかと思ったら……」と言うので



「私、おもいっきりやる気です!」


元気に笑顔で宣言しました。


船頭さんは唖然。






船頭さんは船で魚影を追っかけて

「はい、投げて!」と合図してくれます。


お母さんとお姉ちゃんは

竿を投げては巻き、投げては巻き



鯉のぼりのように

一気に4匹くらいの鯵がかかります。


エサもつけていないのに、

ただただ魚影のある所に


釣り針を落とすだけで

ドンドン鰺が釣れていきます。


(途中経過、最後には

この1,5倍くらいになりました)


釣れなくなると魚影を追って移動し

数時間釣りを楽しみました。


船頭さんはたくさんの鯵を見て

「ちょっと釣り過ぎじゃない?」って。


だってお母さんはやる気だからね。









カホちゃんが亡くなる前、

お母さんとお姉ちゃんは


お姉ちゃんが南蛮漬けが好きだから

最高の南蛮漬けを作るため

自分で鯵を釣って作ろうと



いろんな場所でサビキ釣りや

エサ釣りをしていました。


だけど車の中が道具やエサで

生臭くなるのは嫌でした。


今回、3年半ぶりの釣りになりましたが、


この釣りはエサ要らず。

準備も片付けも要りません。


最高です。





(手前の鰺が釣ったもの)



(伊勢エビ動いてた。美味しかった)



(釣った鰺の唐揚げ サクサク!)






(ウニの釜飯)



(天婦羅とか、

もっといろいろあったのに

撮り忘れてます)


豪華な夕食にプラスして

釣った鰺が刺身や唐揚げになって出てきました。



残りは持って帰って南蛮漬けになりました。






(朝ご飯)


(伊勢エビの出汁がとても出てました)






次の日は午前中は

鳥羽水族館に行きました。


遠足?修学旅行?の小学生で

無茶混み。














午後には


ともいきの国 伊勢忍者キングダム

に行きました。





お芝居観ました。



でも、人が少なくて申し訳ない気が……。



南京タマスダレも観ました。


園内で

丁半博打やってみました。


これはルールが単純で分かりやすく

すぐに決着が着くから

とても面白いです。


でも札を一枚(100円分)しか買わなかったから

あっという間に終わりました。


(画像はお借りしました)




弓矢にも挑戦しましたが

5本のうち1本しか当たりませんでした。


(画像はお借りしました)





(鳥羽一番舘で

パールの粉入ったジェラード食べたよ)




カホちゃんが中学生の時、

2回ほど一緒に釣りをしたよね。


でも、エサがつけられないカホちゃん。


お母さんは自分の竿を置いて

カホちゃんのエサをつけ


さぁ、やろうとすると

「お母さん、釣れた釣れた!」


自分で魚が外せないカホちゃん。


お母さんはまた自分の竿を置いて

魚を外し、エサをつけてあげ、


やっと自分の竿を持ち上げると

「お母さん、地球釣っちゃった。竿変えて。」


で、竿を交換して

必死で地球を外し……。


エンドレスでそんな感じだったね。




だけど、カホちゃん、

異常に次から次へと魚が釣れてたね。


「私って釣りの天才や」という言葉には

素直に頷きたくなかったけど



でも今思えば天才だったかもと思います。








楽しい思い出です。





ありがとうね。






(昨日の夕焼け)




(数日前の夕焼け)





(PAで買ったカホちゃんにお土産のお供え)




(黒い雲と白い雲)






(近所の稲穂が重くなってきたよ)




(庭に一輪だけ咲いたよ)

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