夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

12月19日の手紙 サンタ

カホちゃん

元気にしていますか



 (リンゴ飴屋さんのツリー)




街はどこへ行っても

クリスマスソングが流れています。







カホちゃんは毎年毎年

それはそれはクリスマスを楽しみにしていたよね。


 (画像はお借りしました)




たぶんカホちゃんは

サンタの正体を

小学3、4年の頃には知ったと思うのに


女優も驚く演技で『サンタはいる!』と、

ずっと言っていたよね。






「今年も私はいい子だったから

サンタさんはきっと


プレゼントを持って来てくれるはずだよね?

ねっ? お母さ~ん!」と、


二十歳を過ぎてからも

毎年、私を苦笑させてくれたよね。


おかげでお母さんは

お母さんからと、

サンタさんからのプレゼントを


ダブルで用意する羽目になって

大変だったよ。



(画像はお借りしました)



これは去年も書いたけど

カホちゃんは高校生くらいの時に

クリスマスの日、


キッチンのテーブルの上に

お母さんの知らないうちに


綺麗にラッピングしたチョコをいっぱい置いて

お母さんを驚かせてもくれたよね。


 (画像はお借りしました)



「お母さんにサンタさんからプレゼントが来てる。

頑張ってるからやね!」と言ってくれたね。


ビックリしたよ。

そして心から嬉しかったよ。





お母さんはわかったよ。





サンタさんは本当に居るんだって。






優しい人の 

優しい心に住んでいるんだね。








そんなカホちゃんはいつまでもいつまでも

お母さんの最高の自慢の娘です。





街はクリスマスソングがいっぱいです。





スッキップしながらカホちゃんが


デタラメに指で指揮をして

お母さんの横で鼻歌を歌っている気がします。












カホちゃんは

今年はどんなプレゼントが欲しい?





決めたらそっとお母さんに教えてね。







お母さんが今年もサンタさんに連絡するからね。






P.S.

おじいちゃん(れんげ父)が

福祉センターでお爺さん達と将棋してたら、


隣の部屋で、

子供たちがクリスマス会してたらしく、

クリスマスソングがかかっていたんだって。



「『♪~ちんころり~ん ♪~ちんころり~ん』と

音がしとったぞ」と、おじいちゃん。




…………なんか……大きく違う気がする。






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