夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

3月25日の手紙 祖母と一緒に

カホちゃん

元気にしていますか




カホちゃんが小学生の頃

お母さんの実家のおじいちゃん、おばあちゃんと

遊園地に何度か行ったよね。



   (画像はお借りしました)



乗り物と、いろんな種類の猿がいる遊園地で、

おばあちゃんは猿を見るのが大好きだったよね。


  (画像はお借りしました)


おばあちゃんがおじいちゃんを選んだ訳がわかった気がしたよ。






いろんなアトラクションにも乗ったよね。



どうしても入るんだと、カホちゃんが

「絶対に嫌だ!怖いから嫌だ!」と、

嫌がるおばあちゃんを引きずって並んだ



『お化け屋敷』


   (画像はお借りしました)


さぁ、ライドに乗るぞという時に

カホちゃんは「やっぱりやーめた!」と

降りてしまって、





降りそこねたおばあちゃんだけが、

ぎゅっと目をつぶった状態で、

屋敷の中に吸い込まれて行きました。





しばらくして、やっぱり

ぎゅっと目をつぶったままのおばあちゃんが

屋敷から吐き出され 




ライドから降りたおばあちゃんは

息も絶え絶えな感じでした。








しばらくしておばあちゃんは

「カホちゃんはどこ?」

と聞いてきました。




たぶん心から反省して謝ってくる

と思って聞いたんだと思います。




「向こうのアトラクションに乗ってるよ。」

と指を指しながら言うと、言葉をなくしていました。








忘れられません。





面白い思い出です。






ありがとうね。





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