夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

4月10日の手紙 入学祝


カホちゃん


元気にしていますか





片付けをしていたら鞄の中から 


昔、カホちゃんから預かった入学祝が出てきました。





同居しているおばあちゃんが


カホちゃんにくれたお祝い。





裏にはもうすぐ入学するカホちゃん直筆のサイン。


(うほ うほ と見えますが、 かほ かほ

と書いてあります。)





今更、これをどうしようと悩みました。







カホちゃんが『それはいいね』と


納得してくれるものがいいよね。



(ネモフィラ)





カホちゃんは「お母さん、今ネコがひかれているの。助けてあげて」と何回か電話してきたことがあったよね。




どのネコもみんな息を引き取った後だったから、打つ手もなかったけど、カホちゃんは本当に動物の命を大切にしていたよね。




亡くなる2ヶ月くらい前にも傷ついた鳥を保護した事もあったね。



病院にも連れて行ったのに一日で亡くなってしまい、泣いていたね。




カホちゃんは犬もネコも鳥も


動物はみんな大好きだったよね。




宝くじが当たったら、犬やネコを保護している所に


半分寄付するよと言っていたよね。






だからお母さんは、このお祝いのお金、


犬やネコを助けている所に送ろうと思いました。



でも、どこにしたらいいか悩んでいました。




そしてついに、ここだ!という所を見つけました。




ムラゴンでブログをされている『ねこきゅう』さんです。





少し前に亡くなってしまったぐる君。



記事を読むとぐる君とねこきゅうさんの愛情が伝わってきて涙が出ました。



 最期の最期のまでぐる君を救おうとしていたねこきゅうさん。



 少しでも幸せにしようと頑張るねこきゅうさん。



 そんなねこきゅうさんに応えようとするぐる君。 



小さな消えそうな命は、最高に大切にされ、


美しく燃えて見えました。





 生まれてきて良かったよ。



 生きているって素晴らしいね。



 大切にしてくれるねこきゅうさんに


会えて嬉しいよ。



 そう言っている気がしました。




 それを通じて


全ての命を肯定されている気がしました。




 ねこきゅうさんは私の心から尊敬する人です。




 今もねこきゅうさんは自分の体調の悪い時でも、



公園で飢えや寒さに震えるネコさんを保護しようと


頑張ってくれています。



しかも公園にゴミが広がればネコさんのせいにされるからと、まずは人間の捨てたゴミを片付けるのです。




人間はネコを捨て、


捨てられたネコを見ても助けもせず、


ゴミを捨て、


ネコが荒らしたとネコのせいにして、


平気な顔をしています。





でも、ねこきゅうさんは


そんな人間ばかりではないと教えてくれます。





これでいいよね?


カホちゃん。






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