夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

3月15日の手紙 振り向けば

カホちゃん

元気にしていますか




カホちゃんが

「お母さん」って呼んでくれるのは

嬉しいけど、

タイミングが悪い時もあるよね。





あれはカホちゃんが中学生くらいの時、


洗面台の前に立つお母さんに

後ろから「お母さん」って声をかけてくれたよね。




「はーい。」と言いながら、


顔だけねじって後ろを向いたお母さんに

悲劇が訪れました。





右手に握ったビューラーが

しっかり挟んだ右上まつげ全部。


  (画像はお借りしました)



右手はそのままに顔だけ向けたから

挟んだまつげ一瞬で全部抜けました。





痛みに耐えながら、

ビューラーから生えてるみたいに並ぶまつげに

感心するお母さんの後ろを




「呼んでみただけだよ。」



と言いながらカホちゃんが通りすぎて行きました。










忘れられません。





面白い思い出です。






ありがとうね。







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