夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

5月13日の手紙 カスケード

カホちゃん

元気にしていますか







カホちゃんは高校を出たばかりの頃

ジャグリングの練習をしてたよね。







ボールを3つ使ったお手玉のような技を

せめて50回は続けたいと頑張っていたけど


不器用なカホちゃんは直ぐにボールを落としてしまって大変だったよね。










座敷とそれに続く和室を仕切ってある襖の前に、

お母さんを座らせて、


カホちゃんは座敷から襖を開け、

お母さんにお辞儀をし、笑顔で、

「皆さん、カスケードって知っていますか?」と。



ボールをクルクル回しはじめ、2~3回で、

「あっ!」ボトッとボールが落ちて


眉間に皺をよせたカホちゃんがサッと襖を閉める。


そしてまた、1分くらいすると……。




    (画像はお借りしました)



襖が開いて、笑顔で、

「皆さん、カスケードって知っていますか?」


2~3回で「あっ!」ボトッとボールが落ちて

眉間に皺をよせたカホちゃんがサッと襖を閉める。







襖が開いて、笑顔で、

「皆さん、カスケードって知っていますか?」


2~3回で「あっ!」ボトッとボールが落ちて

眉間に皺をよせたカホちゃんがサッと襖を閉める。







襖が開いて、笑顔で、

「皆さん、カスケードって知っていますか?」


2~3回で「あっ!」ボトッとボールが落ちて

眉間に皺をよせたカホちゃんがサッと襖を閉める。








襖が開いて、笑顔で、

「皆さん、カスケードって知っていますか?」


2~3回で「あっ!」ボトッとボールが落ちて眉間に皺をよせたカホちゃんがサッと襖を閉める。








カホちゃんが真剣にやっているのは重々承知だけど

エンドレスに続くから、


だんだんじわじわおかしくなってきて、



でも、笑ったらかわいそうだし、

カホちゃんも怒りそうだから、


笑いそうになるのを我慢して

顔全体に力を入れて見ていました。




忘れられません。



面白い思い出です。




ありがとうね。






(昨日の夕食)鯛とルッコラのカルパッチョ

カレイの煮付け イカと里芋の煮物

厚揚げ味噌炒め




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