夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

2月14日の手紙 先生の説明

先程、あれ?風がガタガタしてるのかな。

もしかして地震?と、テレビをつけたら

「福島、宮城で震度6」でした。

みなさん大丈夫だといいのですが。



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カホちゃん

元気にしていますか


カホちゃんが小学校に入ったばかりの頃

マスコミでインフォームド・コンセントがよく取り上げられていた時があったよね。




『インフォームド・コンセントとは、「医師と患者との十分な情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念。 医師が説明をし、同意を得ること。 特に、医療行為や治験などの対象者が、治療や臨床試験・治験の内容についてよく説明を受け十分理解した上で、対象者が自らの自由意志に基づいて医療従事者と方針において合意することである。 by wikipedia』


ある日、カホちゃんの虫歯の治療に

歯医者に行ったとき、


さぁ削ろうとする先生に

いきなり起き上がったカホちゃんは言ったね。




「何をどうするの?」と。





先生は一瞬かたまって、



でも、インフォームド・コンセントが話題になっていた頃だから、



仕方ないと諦め、器具を置いて、

レントゲンを指差しながら、


それはそれは丁寧に

カホちゃんに説明してくれたね。



「カホちゃん、わかった?」



不安そうにうなずくカホちゃんに


やっと削れるとほっとした先生の手が、


カホちゃんの口に近付いたそのとたん


           (画像はお借りしました)





 

  「ギャー、痛い痛い…


          …カホちゃん、 やめてー」





カホちゃんに噛まれた先生は

お気の毒だったよね。



いくらインフォームド・コンセントが完璧でも




『納得できた = 噛まない

           ではない!』



と証明されたね。







歯医者の前を通る度に

思い出して笑っちゃう。



楽しい思い出


ありがとうね。






……いや、全然楽しくないから(by歯医者の先生)




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