夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

2月27日の手紙 正しいけど

カホちゃん

元気にしていますか


カホちゃんが高校生の頃

家から歩いて15分ぐらいのところに

カホちゃんを迎えに行った事があったね。


荷物があると重いので

お母さんは自転車で行きました。


帰り道、カホちゃんは歩いて

お母さんは自転車を引いて

歩道を歩いていたら

カホちゃんが突然、競歩のように

タッタッタッタと行ってしまって

お母さんはびっくりしたよ。


いったいなんなの!

とふと後ろの方を見て

お母さんは身体が凍りついたよ。


顔色が悪くて、ガリガリで、

手に袋を握った男が

ヨロヨロ〰️フラフラ〰️と歩いて来る!



   (画像はお借りしました)


え、シンナーかなんか?


こいつは危険だ!とお母さんは

自転車でカホちゃんを追っかけました。






カホちゃんはお母さんをおいて

逃げたんだね。




「言ってる暇ないし、声を出して伝えたら余計に危ないやん!」





カホちゃんはそう言ったけど



正しいよ。  正しいけどね。




なんだかなぁ。







忘れられません。




面白い思い出です。



ありがとうね。




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