夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

4月5日の手紙 うな丼の値段

カホちゃん

元気にしていますか






今日、お母さんはタケノコ食べました。




一年に一回は食べたいよね。



掘り立てのタケノコを

買いに行く道の途中に


ふと目についたうなぎ屋さんに

入ったんだけど





お母さん、今、目のピントが合わなくて


メガネを

掛けたり外したり、

掛けたり外したり、

しててメニューがよく見えてなかったんだよね。



うな丼1,900円と思ってたら

間違ってた。

本当は3,600円だった!


レジで思わず「えええっ」って言っちゃいました。

でも食べてしまったのは仕方ないから払わないとね。


なんだか値段にしては

うなぎがいっぱい乗ってるなと思ったんだけど。


痛いわぁ。でもギリギリ払えました。

お店は悪くないけどね。







うなぎは皮がカリカリで中はふっくら絶品でした。


だけどタレがちょっと辛い。


しかもご飯にタレかけすぎ。


しかーも、店員さんは「タレが足らない時は、言ってくださればタレを持ってきますので」って、


もうタレは要らないよー。






カホちゃんに心で一緒に食べようねって

声かけたけど、食べてくれたかな?




そういえば昔、近所のうなぎ屋さんで


カホちゃんがどうしても

肝焼きを食べてみたいと言い出して、


頼んで食べたら一口で要らないと言って

お母さんにくれた事があったよね。


あのたくさんの苦い肝、

食べても食べてもあった苦い肝、



うなぎを食べる度に思い出します。







途中の道では、山に咲く桜と

はじまったばかりの新緑が綺麗でした。



今だけ、ここに桜の木があるってわかるよね。






カホちゃんが

また夢に来てくれるのを待ってます。







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