夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

4月21日の手紙 ルンバ

カホちゃん

元気にしていますか





カホちゃんが高校生の頃

部屋の中がちょっと散らかっていたね。




決して汚いわけではないけど

物が多すぎて片付かなかったんだと

思います。






時々、部屋からカバンとってきて

とかお願いされた事があったけど



カホちゃんの部屋は真っ暗で

まず電気の紐の所へ進もうとすると


なぜか、床にクリーニングの外した袋が

何枚も落ちていて、


一歩前に出る度、

ズルーーーっと滑る滑る。


   (画像はお借りしました)


お母さんは心の中で、トラップの部屋

と呼んでいました。







ある日カホちゃんはテレビでルンバのCMを見て

お母さんにルンバが欲しいと言ってきたよね。



  (画像はお借りしました)


その頃、カホちゃんの部屋は 真ん中の50センチ四方くらいが空いてるだけだったよね。





「カホちゃん、部屋の真ん中にルンバを置いたところを想像してみて。

 

はい、ルンバが前に動くよ。

ル、ル、ル………すすめないンバ!


はい、後ろに戻るよ。

ル、ル、ル………すすめないンバ!


はい。右に行くよ。

ル、ル、ル………すすめないンバ!


はい。左に行くよ。

ル、ル、ル………すすめないンバ!


って感じだよ。」




ってお母さんがルンバの表情で(謎)

伝えたら






「やっぱり、要らない!」と言ってたね。





だよね〰️。





面白い思い出です。




ありがとうね。






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