夕日の帰る場所へ

私は今日も生きる

4月16日の手紙 お母さんの昔

カホちゃん

元気にしていますか


(やっとタケノコ✨)





お母さんはどんな子供だったか

昔、話した事あるけど

覚えていますか?



(イチゴのミルフィーユ)




3歳で幼稚園に入ったけど

馴染めなくて


いつも一人園庭で綺麗な土や砂を集めていました。



この間、実家の掃除してて出てきた

年少さんの時の園からの通知表みたいなものには


1学期 友達と遊ばず一人でいる

    片づけができない

2学期 片づけができない

3学期 片づけができない


とあります。つまりそういう子です。


(お姉ちゃん《れんげの長女》の猫)



だって気の合う子がいないんだから

仕方ない。



だから毎日高い塀を登って脱走しました。

家まで歩いて10分くらい。



家に着くとおばあちゃんが

お母さんをくるっと反転させて



背中を押して「はい、行ってらっしゃい」と、

追いかけて来た先生に渡されてしまってました。


毎日の恒例行事でした。





当時、お母さんの描いた写生大会の絵と

身体測定の絵が、

全国特選と、市で入選とかいろいろとったので




先生のお母さんが亡くなった時も

いい意味での園児代表でお葬式に出たり




はたまた問題児の事例研究みたいなのにも

脱走やお友達への噛みつきで

悪い意味での園児代表として出てたりで



微妙な幼稚園児でした。




(お姉ちゃん《れんげの長女》の猫その2)






年少の終わりかけの頃

遠くから一つ年下のいとこが

その母親と一緒に遊びに来ました。




おばあちゃんと一緒に電車で

近くのショッピングセンターに行って、

いとこと一緒に迷子に。




捜してもおばあちゃんに会えず

もうこれは自分で帰るしかない!

と思ったお母さんは




いとこと一緒に電車に乗って帰る事に決め

他の大人の連れのように見せて改札をくぐり

(子供だけだと止められるし、お金がかかるから)




電車に乗るときは他の大人の連れに見せつつ「これは◯◯の駅に止まりますか」と

駅員さんに確認して電車に乗って帰りました。






おばあちゃんからおじいちゃんに

れんげがいないと


泣きながら電話があった頃には

お母さんといとこは何時間も家で遊んでました。






お母さんは昔から

IQは極普通ですが

臨機応変はけっこう得意なのです。




(お花見で彼氏の手作り弁当を食べるカホ)



今は車で移動が多いから

迷子になっても


自分で電車で帰ろうとする3歳は

いないかもしれないけど





泣きじゃくる2歳のいとこを連れてなだめつつ

他の大人の連れのように見せながら





電車の行き先も確認して乗るって、

なかなかいないよね。




我ながらしっかりしてたと自画自賛しています。

(迷子にならない方がしっかりしてると言えます)



(あなたは牡丹ですか?芍薬ですか?)








小学校に入ってからは

いつも肝心な所を聞き逃し

テストはひどい点でした。




何を学ぶ時でも

はじめの先生の説明が

長くてくどくてうんざりで



思わず窓の外見ちゃって

我にかえると、


一番肝心な所の説明が

終わってしまってました。





今でも動画観る時は

曲以外は1,5倍速から2倍速くらいが

一番頭に入ります。






高学年の頃は

口喧嘩が趣味で、


他人に難癖つけて

謝らせていましたが(最悪な奴)






中学生になった頃からは

それにも飽きて大人しく

穏やかに過ごしてきました。







だから自己紹介ではいつも

「大人しくて優しいです」と。



なぜか毎回大爆笑されてたけど

笑うとこじゃないよね。

本当なのに。










そんな口喧嘩に負けなしのお母さんが

唯一負けたのがカホちゃんの

お父さんです。





お母さんの口喧嘩では最終的に


・何でそんな事を言うの?

→自分の身勝手さに気づかせる。


・そんな自己中心的な考えはどうなの?

→反省させる


みたいなパターンが多いけど






・何でそんな事を言うの?

→何でか知らんけど言ってまうんだがね~。


・そんな自己中心的な考えはどうなの?

→俺は自己中心な人間やでなぁ〰️!と胸を張る。


そして少し時間が経つと

→俺はそんな事言っとらん!


完敗です🏳️




何でか知らんけど言ってしまうと言われたら、

責めようがありません。


自己中を自慢されたら責めようがありません。






めちゃくちゃ新鮮でした。








長くなったから

続きはまた今度ね。






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